アブルミナルコーティングステント

当院でも新しい薬剤溶出ステントであるSynergyを
現場で使用可能となりました．

これまで使用していた薬剤溶出ステント（DES）のレパートリーが
広がり、患者さんの病状や病変形態に応じたきめ細やかな
治療が可能となりました．

Ultimaster ステントとSynergyステントはいわゆる
アブルミナルコーティングが特徴です．
つまりは薬剤溶出ステントの薬剤がステントの血管壁に接する
部位にのみコーティングされているのです．

このアブルミナルコーティングにより、ステント安全性が
さらに高まり、抗血小板薬の投与期間を短くできる可能性があります．

冠動脈治療の世界も、まだまだテクノロジーの進化が止まりません．
さらなるPCIの治療成績向上のために皆で頑張れると良いです．