少年アヤちゃん焦心日記

以前に学会で小倉に出かけた時の話です．

「小倉に行くなら、絶対に◎◎というお店がお勧めよ！」と
職場の同僚が親切にも教えてくれて、さっそくに出かけました．

今のきれいになった小倉駅周辺とは違い、その頃はまだ
昔の街並みと風情が残っていた頃でした．

そのお店は、ちょっと判りにくい路地の中にあり、店構えは
普通のバーという感じでありました．

料理もお酒もとても美味しかったのですが、びっくりしたのは
お店のママがいわゆるニューハーフ（おかまさん）だったことです．

年の頃４０代くらいで、中肉中背のお姿でしたが
「友人の紹介で来ました」というととても優しくもてなしてくれました．

宴もたけなわの頃に、「ちょっと待っててね」といって
20分ほどお化粧直しの後、艶やかなステージ衣装で
「魔女っ子メグ」の歌をじっくりと聴かせてもらいました．

一生のうちに、そう何度も体験できない貴重な時間でした．
今はあのお店、どうなっているのでしょうか．

そんなわけで少年アヤちゃんです．

少年アヤちゃん焦心日記

• 作者: 少年アヤ
• 出版社/メーカー: 河出書房新社
• 発売日: 2014/07/15
• メディア: 単行本

巷で話題の少年アヤちゃんの日記が電子書籍版として登場です．
「尼のような子」もすでに登場しています．

職場や身の回りの「オジサン」的理不尽さや「オジサン」的行動に
日々、痛めつけられ、ストレスを感じている人には
素敵な清涼剤のごとくに、心のアカをキレイに落としてくれます．

非日常的な内容のあれこれが、かえって新鮮で楽しいです．

アマゾンでもiBooksでも、サンプルを読むことが出来ますので
一度目を通してみてはいかがでしょうか．