EVT ライブ & SCJ セッション in SLDC 2014

サッポロライブデモンストレーション2014では、新たな試みとして
最終日の9月6日（土曜日）に、PCIライブとは独立した形で
EVTライブセッションが設けられました．

SLDC 2014でのEVTライブは、時計台記念病院からの中継となりました．



浦澤先生の時計台スタイルEVTに始まり、SFA、Iliac、BKの治療
エコーガイド、クロッサー、そしてワイヤーランデブー、表パンなど
見どころ満載のライブでありました．

EVT治療において被曝線量を減らして放射線傷害を予防するために
特に良く使用されるDSA撮影が、DA撮影に比べると線量が多くなり
可能であれば、BKや足領域に限定したほうが良いそうです．

東芝の新しい血管造影装置では、治療中の皮膚への線量をチェックし
モニター表示機能が附属しており、今回のEVTライブでも活躍していました．

最近は、私たちの施設でも、EVT治療の比率が増えているため
サッポロライブで、集中的にEVTを学べて得した気分です．



そしてサッポロライブデモンストレーションの締めには、毎年恒例の
Slender Club Japan AWARD 2014です．

今回は、残念ながら当施設からの応募は予選落ちしてしまいました．
5名の先生方から、スレンダーPCIに関する発表がありましたが
画期的なアイデアと、素晴らしい実験と新しい知見ばかりでした．

そして今年のSCJ アワード 2014 @ SLDCを受賞されたのは
小樽市立脳・循環器・こころの医療センターの高川先生でした．
おめでとうございます．来年は高川先生を目標に頑張ります．