医者とはどういう職業か [日記]
医学部をめざす受験生、もしくはその親御さんに向けて
医者とはどういう職業かをといた里見先生流の医師論です.
里見先生のこれまでの何冊かの著書とどうように
歯に衣を着せぬ、小気味よい話がてんこ盛りです.
この書を読めば、医学部、医師をめざすということが
生半可なことではないと思えるはずですが、実際のところ
受験生や受験生の親御さんはこの本を読まれるのでしょうか.
医療現場に勤めるものとしてからは、今回の著作も
とても興味深い内容でした.
週刊誌の人気ランキングや医療記事についてのことも
書かれていて、最近話題になった例の記事のことも踏まえ
思わず納得です.
私もどくとるマンボウ医局記を多いに愛読した口ですが
現代の医師は良くも悪くも、里見先生の描く姿に
なっていくのでしょう.
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