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脳が壊れた [日記]

脳卒中は心臓病と並んで深刻な成人病です.

高齢化社会に伴い、脳梗塞は、身近な疾患となり
自分の両親や親戚の誰かが脳卒中で入院したという話も
人事ではなくなりました.


脳が壊れた (新潮新書)

脳が壊れた (新潮新書)

  • 作者: 鈴木 大介
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/06/16
  • メディア: 新書



脳梗塞の闘病記は数あれど、41歳の若年者で脳梗塞となった
著者がルポライターという職業のバックグランドを活かして
その体験記を当事者として詳しく綴られた著書です.

脳梗塞発症の直前から入院、リハビリに至まで
その心象風景や感情、病状を細かく記録した特記すべき書です.

本来であれば深刻である大変な状況を、著者の独特のユーモアと
たびたび登場する著者の奥様との掛け合いとが
「深刻な状況なのに笑える」至極のドキュメントとなっています.

脳卒中の闘病記としては
ハーバードの脳科学者がかかれた「奇跡の脳」がありますが


奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

  • 作者: ジル・ボルト テイラー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/03/28
  • メディア: 文庫



日本人がかかれた体験記として今一番お勧めの本です.
医療関係者も、心して読むべき一冊です.

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