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医学探偵の歴史事件簿 [日記]

中学、高校の頃は、どちらかというと文系指向で
別に数学とか理科が苦手というわけではなかったのですが
とにかく本を読むのが好きで、本の虫でありました.

小遣いの関係から、自分で好きな本を買えるようになったのは
高校生になってからのことでした.

それで中学の頃は、とにかく学校の図書館の本を片っ端から
読んでました.それこそ、この棚の端から端までという感じです.

なので芥川竜之介、森鴎外、夏目漱石、太宰治などはいうにおよばず
図書館においてある全集関係は、順番に片付けました.

よくわからないくせに、安部公房全集を全部読破したのも
今となっては若気の至りというべきでしょうか.

沢山の本を読んでいるうちに、文学作品の良さもさることながら
作家という方々の為人が気になるようになってきました.

実生活の作家の方々は実に人間的で時にエキセントリックで苛烈で
もしかしたら家族や周りの友人たちは大変だったのではと感じました.

作家の方々の心の悩みなどの文章を読むうちに、いわゆる病跡学なる
本にも出会いました.ちょっと斜めな文学鑑賞だったかもしれません.

そんなわけで私の医学への興味は、渡辺淳一とブラックジャック
そして北杜夫氏だったのですが、学生の頃に勢いに任せて読破した
沢山の書籍が少なからず今の私の思考に影響している気がします.

そんな私の現在は、やっぱり医学歴史ものに興味があります.


医学探偵の歴史事件簿 (岩波新書)

医学探偵の歴史事件簿 (岩波新書)

  • 作者: 小長谷 正明
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2014/02/21
  • メディア: 新書



難しい勉強の本ではないので、医療スタッフでなくても
肩ひじこらずに楽しめる内容です.

歴史を医学的観点からもう一度見直してみるという試みです.

かのヤン・ウェンリーも退官後は歴史の研究を望んでいたわけで
私も師にならってそんな道も良いのでは、と思ってます.

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