日大パワー炸裂！講演会

平成25年12月11日（木曜日）の夜に地元で開催された
第38回可茂循環器セミナーに参加してきました．

今回のテーマは心房細動アブレーションと心疾患治療における
RAAS系と臓器保護についてです．



長野中央病院循環器内科　河野恒輔先生からは
「心房細動のアブレーション治療」というタイトルで
最近のアブレーションの進歩と実際についてお話しいただきました．

理論的なことから技術的なことに至るまで細かい説明があり
アブレーションへの理解が深まりました．
今後、心房細動の方をアブレーション治療に紹介することも
増えていくものと考えます．



日本大学医学部心臓外科講師　瀬在　明先生からは
「心疾患治療におけるRAASの重要性〜心保護、腎保護をいかに行うか〜」
というタイトルでご講演していただきました．

心臓手術後および心不全の病態を中心にして、ハンプ、ベータブロッカー
サムスカ、アルドステロン、ARBなどの薬剤による臓器保護作用の詳細を
先生ご自身の膨大な症例からのデータを元にお話しいただきました．

特別コメンテーターとして岐阜大学循環器内科准教授　西垣先生が
お話しされたのですが、瀬在先生がご自身で術後の患者さんをきちんと
真摯に誠実に診療されているからこその素晴らしい研究発表でありました．

まさに日大パワー炸裂！講演会です．

明日からの診療のさらなるレベルアップと、そして臨床研究の魅力を
教えていただきました．私たちもパワー炸裂出来るように頑張ります．