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最高の親孝行 デジタルツールでここまでできる [日記]

今回の台風が日本全国にもたらした多大な被害には本当に心が痛みます.
自然災害を前にして普段の常識が通用しないことを感じました.

遠く離れて暮らしている親のことも心配でしたが
こうしていざという時に、近くにいられないというのは辛いものです.


最高の親孝行 デジタルツールでここまでできる (アスキー新書)

最高の親孝行 デジタルツールでここまでできる (アスキー新書)

  • 作者: 米山公啓
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2011/12/10
  • メディア: 新書




神経内科専門医として大学病院で勤務する傍らで、様々な著作を世に出してきた
米山 公啓 氏の著作です.けっこう以前から米山氏の著作は読ませていただいています.

現在は地域医療の現場での診療の合間を縫って、精力的な執筆活動を継続されています.

今回の米山先生の本のテーマはずばり「老人介護と親孝行」です.

自らのご両親の介護の経験も踏まえて書かれたもので、巷の介護本とは一味違います.

スマホやパソコン、SNSや様々な電気機器に囲まれた生活が当たり前の私たちには
親の介護問題も、そうしたデジタルツールの助けを借りれば良いのでは?
というのが米山先生の提案です.

ただしデジタルツールをそのまま年老いた親に贈ることの問題点も指摘されています.

デジタルフォトフレーム、パソコンテレビ電話、在宅確認電気ポットなどなど
昔とは遥かに便利になった電気機器が簡単に手に入るようになりましたが
それを喜び勇んで親に贈ったとしても、新しいものに慣れるのが難しい高齢者にとって
逆にそれがストレスの種になるかもしれないということは
高齢者の気持と状況を考えればなるほど!と思います.

高齢者向けに作られた簡単携帯も、「常に携帯してもらうことが難しい」のです.

高齢者の生活や習慣を熟知しておくことと、親孝行に一番重要なことは
コミュニケーションであること、そして「親孝行のコミュニケーション方法として
もっとも重要なことは直接会って話をすること」.全く納得です.

「元気なままで長生きさせること、これにまさる親孝行はない」
親も元気で自分も家族も元気になる方法を、デジタルデバイスや情報を駆使して
自分の頭でいろいろと出来る事から始めてみるということです.

考えてみれば、介護の問題に限らず日々の医療現場でもデジタルデバイスが
応用され使われてきていますが、直接会って話をするコミュニケーション
その基本は変わらないと思います.

来るべき東京オリンピックに向けて、自分の親も、年配の方々も
元気で生活出来るようにと思います.

私は年老いてもデジタルじいちゃんを貫くつもりです(笑)

 「テレビゲームが高齢者の脳を活性化」

新しいもの好きでいることは、元気でいる秘訣かもしれません.

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