踊る大捜査線もついにファイナル

休日のほとんどは仕事と学会でつぶれてしまったため
最後の一日は家族サービスとして、子供たちを映画に連れて行きました．

今回は、末っ子のリクエストによってポケモンの最新作でした．

もし女の子だったら、プリキュアとか可愛い映画を一緒に
見に行かなければならないわけで、うちは男の子ばかりで良かったです．

子供たちが大きくなれば、親と映画に出かける事はなくなって
友達とか彼女と一緒に出かけるでしょうから、今の時間を楽しみましょう．

昔は、奥さんと二人きりで映画鑑賞を楽しんだこともありましたが
今では遠くて懐かしい思い出です．家でDVDを二人でゆっくり見る事も難しいです．

映画の待ち時間の間に「踊る大捜査線」の最新作の案内のビデオが流れてました．

　踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
　


踊る大捜査線も随分と息の長いシリーズになりました．

織田裕二さんは、私も奥さんも「振り返ればヤツがいる」の頃からのファンです．

若き織田裕二が、青年外科医を演じたテレビドラマでしたが
医局員たちにも、けっこう人気で、夜9時からの放映だったと思いますが
その時間に呼ばれる事を当直医たちは随分と嫌がっていたものでした．

いまはベテランになってしまった某女優さんも新人研修医として出演されていて
医局の先生方も、うちにもこんなかわいい研修医が欲しい！と叫んでいました．
その当時に研修医として働いていらっしゃったのは、今では
救急専門医のブログで有名になったKimさんだったのでした．

踊る大捜査線のテレビシリーズも、レンタルショップでビデオを大人借りして
休日などにまとめて集中して見たりしたものです．

私と奥さんには「踊る大捜査線」と織田裕二さんは、ちょっと特別な感じです．

このドラマを見ていた頃のこと、時々の「踊る大捜査線」ムービーを見ていた頃のこと
その当時の自分たちの記憶とか状況とリンクしているわけです．

仕事でつらい思いをした時などに、あの有名なセリフ
「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」をつぶやいたものです．

若き研修医だった先生も、踊る大捜査線の登場人物のように成長し
今では立派な医師として活躍されています．

いかりや長介さんが演じた和久さんの姿は、
若くして亡くなられた私の上司の姿とだぶってしまいます．

「踊る大捜査線」もついにファイナルとなるわけですが
私たちの生活も仕事も、まだまだファイナルというわけにはいかないようです．

現実の中で、若き青島君のように、もう少しもがいていくと思います．