「第5の戦場」サイバー戦の脅威 [日記]
2005年に出版され話題となった村上龍氏の「半島を出よ」は
本当に衝撃的な内容で記憶に残っています.
詳しくは本書を読んでいただくとして
北朝鮮の特殊部隊である「高麗遠征軍」が2011年の日本に
解決困難なテロリズムを仕掛けてくるというストーリーでありました.
そしてすでに物語の舞台となった2011年を超えて2012年となりました.
2011年7月、米国防省は「サイバー空間」を
陸・海・空・宇宙空間に次ぐ「第5の戦場」であるとし
サイバー攻撃に対して武力で反撃すると宣言したそうです.
時代はすでにサイバー戦に突入しているようです.
アメリカのこのステートメントは逆にいえば
サイバー攻撃の危険性が現実のものであることを教えてくれるものです.
本書の冒頭で、実際に日本がサイバー攻撃を受けたら
どのような結果に陥るかがシミュレートされています.
かなり衝撃的なシミュレーションであり、必ずしも架空の話ではなく
サイバー攻撃の脅威が現実となってもおかしくない状況だそうです.
システムインフラの整備の進んでいる先進国では
常にサイバー攻撃の脅威にさらされているというのは驚きです.
逆に情報インフラ整備の遅れている北朝鮮では
サイバー攻撃に対して防御力が高いというのは興味深い話です.
急速に普及したスマートフォンも、ある意味小さなパソコンであり
知らないうちにハッキングされサイバー攻撃の道具として使われる
可能性もあるそうです.
実際にそうした事案があり、スマートフォンを通じての盗聴などの
事件も発生しているそうです.
現在進行形でのサイバー戦の脅威について、様々な局面から
この書では詳細に紹介されています.
DDoS攻撃、ゼロデイ攻撃などなど聞きなれないですが
この書で詳細を知ると、その内容に驚かされます.
時にニュースになる国内の様々な場所でのいわゆる「システム障害」も
実はサイバー攻撃が少なからず関与している可能性があるとのことです.
神林 長平氏に「敵は海賊」という作品があります.
その作品の中でラジェンドラという対コンピューターフリゲート艦が
登場するのですが、「CDS」と呼ばれる発射した範囲に存在する
すべての光電子回路を搭載したコンピュータを破壊する兵器を
備えている設定となっています.
SF作品の中の架空の設定と思っていましたが
実際に、EMP(Electromagnetic Pulse / 電磁パルス)として
現実に使用される恐れがあるそうです.
日本ではサイバー戦略の立ち後れがあり由々しき事態であると著者は
述べられています.
平和国家として日本が目指すべき方向としては
「トレースバックの標準化の獲得をめざすこと」とのことです.
さらにはレガシーシステムの温存も有効だということです.
最近はSNSやネットを通じて、個人情報の漏えい問題がニュースになっています.
サイバー戦や紛争はともかくとして、私たちも個人情報の取り扱いには
今まで以上に神経を使うべき時代になっています.
まずは個人のネットでのセキュリティを高めていって
サイバー戦についての知識も深めることが大事だと思います.
この書では、個人個人がサイバー攻撃から身を守る具体的な
方策についても書かれてあり、さっそく実践しようと考えます.
本当に衝撃的な内容で記憶に残っています.
詳しくは本書を読んでいただくとして
北朝鮮の特殊部隊である「高麗遠征軍」が2011年の日本に
解決困難なテロリズムを仕掛けてくるというストーリーでありました.
そしてすでに物語の舞台となった2011年を超えて2012年となりました.
2011年7月、米国防省は「サイバー空間」を
陸・海・空・宇宙空間に次ぐ「第5の戦場」であるとし
サイバー攻撃に対して武力で反撃すると宣言したそうです.
時代はすでにサイバー戦に突入しているようです.
アメリカのこのステートメントは逆にいえば
サイバー攻撃の危険性が現実のものであることを教えてくれるものです.
本書の冒頭で、実際に日本がサイバー攻撃を受けたら
どのような結果に陥るかがシミュレートされています.
かなり衝撃的なシミュレーションであり、必ずしも架空の話ではなく
サイバー攻撃の脅威が現実となってもおかしくない状況だそうです.
システムインフラの整備の進んでいる先進国では
常にサイバー攻撃の脅威にさらされているというのは驚きです.
逆に情報インフラ整備の遅れている北朝鮮では
サイバー攻撃に対して防御力が高いというのは興味深い話です.
急速に普及したスマートフォンも、ある意味小さなパソコンであり
知らないうちにハッキングされサイバー攻撃の道具として使われる
可能性もあるそうです.
実際にそうした事案があり、スマートフォンを通じての盗聴などの
事件も発生しているそうです.
現在進行形でのサイバー戦の脅威について、様々な局面から
この書では詳細に紹介されています.
DDoS攻撃、ゼロデイ攻撃などなど聞きなれないですが
この書で詳細を知ると、その内容に驚かされます.
時にニュースになる国内の様々な場所でのいわゆる「システム障害」も
実はサイバー攻撃が少なからず関与している可能性があるとのことです.
神林 長平氏に「敵は海賊」という作品があります.
その作品の中でラジェンドラという対コンピューターフリゲート艦が
登場するのですが、「CDS」と呼ばれる発射した範囲に存在する
すべての光電子回路を搭載したコンピュータを破壊する兵器を
備えている設定となっています.
SF作品の中の架空の設定と思っていましたが
実際に、EMP(Electromagnetic Pulse / 電磁パルス)として
現実に使用される恐れがあるそうです.
日本ではサイバー戦略の立ち後れがあり由々しき事態であると著者は
述べられています.
平和国家として日本が目指すべき方向としては
「トレースバックの標準化の獲得をめざすこと」とのことです.
さらにはレガシーシステムの温存も有効だということです.
最近はSNSやネットを通じて、個人情報の漏えい問題がニュースになっています.
サイバー戦や紛争はともかくとして、私たちも個人情報の取り扱いには
今まで以上に神経を使うべき時代になっています.
まずは個人のネットでのセキュリティを高めていって
サイバー戦についての知識も深めることが大事だと思います.
この書では、個人個人がサイバー攻撃から身を守る具体的な
方策についても書かれてあり、さっそく実践しようと考えます.
ようやっと
ラジェンドラの本物が就航しても
おかしくない時代が到来しましたね
ぜひともラテルやアプロの本物と
毒舌合戦を演じて欲しいものです
うれしい?ような怖いような・・・
by ふりーだむ (2012-02-13 16:58)