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「銅メダル英語」をめざせ [日記]

学校で英語を習い始めて早幾年、英語学習には時間も教材も
人並みに随分と手間ひまをかけてきていますが、今だに
英語への苦手意識はなくなりません.

「英語が好きか嫌いか」と聞かれれば、「それほど好きではない」
という感じでしょうか.

その割には書店などで英語学習関連の本には、良く目が行きます.
実際に面白そうな本は何冊も購入して読んだりもしてます.

この本さえ読めば英語をものにできます、というキャッチフレーズに
なんど心動かされた事か.

仕事や学問と同じで、物事を成就し我が物にするには
そんなインスタントな方法などなく地道な努力が一番とわかっています.

英語が好きではなくても、なんとか英語をマスターしたいという
気持ちだけは学生時代と変わらずに続いているということです.


「銅メダル英語」をめざせ! 発想を変えれば今すぐ話せる (光文社新書)

「銅メダル英語」をめざせ! 発想を変えれば今すぐ話せる (光文社新書)

  • 作者: 林 則行
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/09/16
  • メディア: 新書



著者はファンドビジネスを専門とする林則行氏で
「日経ビジネスオンライン」というウェブ上に連載されていたものが
一冊の本としてまとまって上梓されました.

「ぼくは英語を好きになった事はない、むしろ嫌いだった」と語る
林氏の言葉がこの本を購入するきっかけとなりました.

高校時代に株式投資にはまり、本場ウォール街で投資を極めようと
決意し渡米したものの、まるで英語が話せずに苦労されたそうです.

カタコト英語でもどんどん通じさせる銅メダル英語を生み出し
コロンビア大学MBAに合格されました.

MBAでも「英語力より仕事力」、「英語ができなくてもネイティブに勝てる方法」
つまりはネイティブにも認めさせる英語以外の自分の能力を磨くという方法で
みごとMBAを好成績で卒業し、米国投資会社に就職されたのです.

最後まで読み終えてみて、この本は英語学習書というよりも
林氏の人柄を感じさせる一流のビジネス書だと思いました.

「英語」は、あくまでコミュニケーションの道具であって
英語にとらわれてコミュニケーションの基本を忘れてはならないということです.

従来の英語学習書といえば、最後は著者の自慢話になってしまいがちなのですが
この林氏の本は、いろいろな示唆に富んでいて
英語以外の面でも、もう一度仕事のことを考え直すきっかけにもなります.

相手を思いやる気持ちや気配りが何事においても基本なんですね.

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Kite

英語にとらわれてコミュニケーションの基本を忘れてはならない。
ホントですね。是非この本を読んでみたいと思います。
"Excuse me"だけ覚えて、店員を私の傍に連れて来ては「こう伝えてくれ」と私を翻訳者代わりに買い物する家族にもぜひ読んで貰おう(^^)
by Kite (2011-09-29 15:36) 

yangt3

>Kiteさま、コメントありがとうございます.
英語にしてもSNSにしても、相手のことを思いやって
考えてというのが一番なんでしょうね.
by yangt3 (2011-10-10 00:01) 

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