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バーチャルオートプシー [iPad]

CTを始めとする画像診断の革新的な進歩によって
医療の世界もどんどん進化を続けています.

映画「バチスタの栄光」でも話題になったAiですが、くわしくは
オートプシー・イメージング(Autopsy imaging、Ai)ということで、
狭義では死亡時画像診断、広義では死亡時画像病理診断となります.

さらに詳しくは、コンピュータ断層撮影 Computed tomography(CT)や
核磁気共鳴画像法 Magnetic resonnce imaging(MRI)などによって
撮影された死後画像(Postmortem Imaging = PMI)により、
遺体にどのような器質的病変を生じているのかを診断する
(狭義のAi)ことによって、死亡時の病態把握、死因の究明などを
行うシステムが、Aiということになります.
(以上Wikipediaより引用)

このAutopsy imagingの進歩も著しいものがあります.
最先端のセンターでは、まるで大きなiPhoneかiPadのようなテーブルで
オートプシー・イメージングの診断を行うことができます.

実際の剖検台と同じくらい大きなオートプシーテーブルで
巨大なiPadを操作する感覚で画像診断が出来る仕組みだそうです.
なんだか凄いですね.

こんな巨大なiPad が病院にあれば、さまざまな画像診断も
随分楽しくスムーズに出来そうな気がします.

もちろんWifiでデータ共有して、自分のiPadやiPhoneでも
画像診断出来るわけです.

オートプシーテーブル1.gif

こちらに The Virtual Autopsy Tableを紹介した動画があります.

 The Virtual Autopsy Table on Vimeo

オートプシーテーブル2.gif

持ち歩くデバイスは、MacにしてもiPhone、iPadにしても
軽いのが一番ですが、職場に置いておくのであれば
このオートプシーテーブルのように巨大なiPadがあれば
本当にいいなあと思います.

等身大もある大きなiPadで
IVUSを見たり、心臓CTを見たりしたらどうでしょうか.

すごく画像がよくわかると思いますが、大きすぎて
ちょっとめまいがしてしまうかもしれません(^.^)

まさに画像診断の極みです.

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コメント 4

Bluemoon

スゴイですね。おもしろい(^^)
今日の昼休みに、MACを愛用している技師先輩にちょっと気になってるんですが使い心地は・・・・なんて話題をしてました。
もちろん、お薦めいただきました(笑)ただ、アメリカの会社なので、アフターサービスは・・・ということでした(^^;)
by Bluemoon (2011-02-18 22:23) 

T-CHIRO

これはまた凄い、SF映画にでてくるような機器ですね、吃驚です。
我々の世界への恩恵も大きいかもなんて思いますが、なかなか画像診断と痛みの相関は難しく、アナログも絶対捨てれません(笑)
by T-CHIRO (2011-02-19 08:53) 

yangt3

>Bluemoonさん、アメリカの会社だから
アフターサービスがだめということはありません.
電話が繋がりにくいのが難点ですが
時間帯を選べば大丈夫です.
私なんか、何度もアップルで修理を経験してます(^.^)
by yangt3 (2011-02-21 14:37) 

yangt3

>T-CHIROさん、2月20日夜の革命テレビで
大きなiPadのようなテーブルを使った
ペーパーレス会議の様子が紹介されていました.
大きなiPadってけっこう面白いと思います.
by yangt3 (2011-02-21 14:39) 

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