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心配学 「本当の確率」となぜずれる? [日記]





余談ですが、学生時代から試験勉強も課題も
いつもぎりぎり、一夜漬け、泥縄式な感じでした.

直前にならないと、なかなかやる気が出ないという
困った性格というべきか、仕事が忙しくなるとますます
その傾向に磨きがかかっています.

それでもきちんと締め切りを守って仕事を続けているのは
我ながら、さすがというべきか、もう困ったものです.

時間通りに仕事が終わるかどうかとか、そのくせ
とっても心配性なのが面白いというか面倒な性格です.

この本では、きちんと必要にして十分な心配をする
つまりは正しいリスク管理をするということが
わかりやすい例を通じて解説されています.

余計な心配をあおるのがテロリストや犯罪者の手口であれば
それにだまされないようにするには、どうしたら良いか.

病院にも、心配が高じて不安一杯の方が時に訪ねてきます.
きちんと医学的評価をして、妥当なリスクを知ることで
余分な心配をすることがなくなり、皆さんちょっとほっとされます.

「失敗学」に引き続き、この「心配学」もこの時代を賢く
生きていくために必要な知識になると思います.

著者の島崎敢氏は、心理学者にして国立研究開発法人・防災科学技術研究所
特別研究員を務められています.
なんと大型トラック運転手の仕事の経歴もあるという異色の先生です.

「やるだけのことはやって、後のことは
 心の中でそっと心配しておれば良いではないか.
 どうせなるようにしかならないよ」(勝海舟)

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