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Meet the Experts 3 in ナゴヤ [学会、研究会、研修]

平成26年4月10日(木曜日)は、名古屋大学医学部附属病院内で開催の
Meet the Experts 3 研究会に参加してきました.

MTE0.gif

名大附属病院はとてもきれいで素晴らしい病院でした.

でもかなり大きな敷地のため、研究会会場にたどり着く前に
もしかしたら迷子になってしまうかもと心配だったので
30分も早く大学に到着しました.

名大病院の近くには鶴舞公園があって、若い人たちの花見の喧騒が
なんだかとっても羨ましく、自分にはもう遠くなった感じでした.

MTE1.gif

Meet the Expertsの一般講演は、名大循環器内科助教 吉田直樹先生が
「流出路起源心室性不整脈の心電図による局在診断」というお話をされました.

流出路起源心室性不整脈がRVOTかLVOTかを心電図のV2S/V3R indexで
判別することが可能であるというお話でした.

留学中の海外ラボのお話もあって、とても勉強になりました.
海外のカテ室でもIKARI カテーテルが使用されているとのことでした.

MTE2.gif

特別講演として東海大学循環器内科教授 伊苅 裕二先生から
「IKARI カテーテルの開発とTRIの発展」というお話を伺いました.

カテーテルの歴史、PCIの歴史、ステントの歴史、そしてTRIの発展と
伊苅先生が自ら開発されたIKARIカテーテルについて勉強しました.

IKARIカテは、TRIの際のガイドとして有用であるばかりでなく
例えば起始部異常のRCA治療の際の優れたバックアップガイドとしても
応用が広がっています.

先日ご紹介した血管シース外径がよりスリムとなったGlideSheath Slender と
うまく組み合わせることにより、治療の幅がさらに広がると思います.

当院カテ室においてもTRIとスレンダーPCIの実践のために
伊苅先生のIKARIカテはとても良く使用していますので、今一度
自分の仕事の歴史と今後の可能性を考える良い機会になったと思います.

会場には、名大医学部循環器内科の先生方が多く参加されていました.
以前よりお世話になっている先生にもご挨拶出来て良い研究会でした.

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