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山越くんの貧乏叙事詩 [日記]

もう社会人としてこつこつと仕事をするようになって随分と
長い時間が経ったためか、学生時代の頃のことはもう遠い夢のようです.

悪いこともつらいことも悲しいことも、時間の神のなせるわざか
まあまあと、ちょっと振り返る余裕が出てきたかもしれません.

昔も今も学生は学生として、社会人は社会人として、それぞれの立場で
大変なことが一杯あったりあるわけですが、私には自分のことしかわかりません.

私の学生時代は、車もなく、自転車やバイクで通学してました.

大学も県庁所在地にあったといはいえ、地方都市の悲しさで
今のような華やいだお店とか便利なものが少なかったです.

コンビニも、カラオケもずっと昔からあったわけではないですし
逆に昔は喫茶店に普通にあったインベーダーゲーム付きのテーブルとか
もうあまり見かけなくなりました.


山越くんの貧乏叙事詩 (ポプラ文庫)

山越くんの貧乏叙事詩 (ポプラ文庫)

  • 作者: 芦原すなお
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2013/12/05
  • メディア: 文庫



ある時期の昭和の大学生の暮らしの一部が、すごく良く書かれている本です.

「お金がなくても、ぐうたらでも、恋人がいなくても、
 こんなに楽しく生きていけます! 」というのがこの本のキャッチフレーズです.

ぐうたらやゆるゆるに見えたとしても、その時々の時代の状況や時代の流れに
学問も生活も否応なく巻き込まれてしまうという意味では、学生って
本当に大変なのかもしれません.

「もう一度、学生時代に戻れるとしたらどうしますか?」って聞かれて
たぶんこの本のような暮らしをするのだろうなあと思います.

もっと学生時代に勉強しておけば、とかこれをしておけば、と今を悔やんでも
やっぱり学生になったこんな感じなんでしょうねえ.

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