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営業零課接待班 [日記]

話題となった半沢直樹の仕事ぶりは観ていてスカッとして
あこがれますが、現実ではなかなかマネできません.

いろんなしがらみや人間関係に家族の問題に自分の体力や能力など
理屈通りには動かない事が多々あります.

あらかじめ答えの分かっている暗記勝負のテストであれば
個人の努力と勉強だけで済みますが、現実社会は複雑な人間関係の中
なかなか思うような結果も解答も見いだせないことも多いです.


営業零課接待班 (講談社文庫)

営業零課接待班 (講談社文庫)

  • 作者: 安藤 祐介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/04/13
  • メディア: 文庫



最近読み終えたこの小説は、倍返しも百倍返しもなく、主人公も登場人物も
どちらかといえば、あまりぱっとしない一癖も二癖もありそうな人たちです.

慣れない営業で結果を出せずについに会社からリストラ勧告を受けてしまった
どこにでもいる真面目でちょっと気の弱い青年が主人公です.

いわゆる世間で言うところの窓際、落ちこぼれ、戦力外といったメンバーが
「接待専門」という新たな営業戦略を掲げて新たな目標に向かって
頑張っていくというストーリーです.

「がんばれベアーズ」のお仕事版という感じでしょうか.
主人公の失敗や悩み、依頼退職勧告を受けて落ち込む様とか、共感できます.

半沢直樹とは違った意味での、必殺の大作戦が果たして成功するかどうか
涙も笑いもそしてちょっとしょっぱい恋物語もあって、後味すっきり
元気が出るお勧めのお仕事小説です.

自分に似たような人物をこの小説の中に見つける事が出来るはずです.

「一隅を照らすものは国の宝なり」、です.

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