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怖さを数値化 [コーヒーブレイク]

海堂尊先生のバチスタシリーズノ「ナイチンゲールの沈黙」で
重要な鍵を握る検査である機能的磁気共鳴画像装置(fMR)ですが
医学以外のことに活用したという記事がありました.

 ホラー映画の怖さを「数値化」 米プロデューサー
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200910120015.html

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この記事によるとホラー映画を見てもらって
機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で脳の活動状態を測ったそうです.

脳内で恐怖などの感情の動きをつかさどる「へんとう体」に注目したところ
観客を怖がらせたり驚かせたりしようとしたシーンでは予想通り、
へんとう体に活発な反応がみられたそうです.

また、恐怖の瞬間に至るまでの展開を見守る間も、へんとう体は意外なほど
激しく活動していたことが分かったそうです.

つまりfMRIを使用すれば、ホラー映画尾の怖さを
へんとう体の活動を指標として性格に把握することが可能になるということです.

様々な感情の分析というのは難しいことですが
fMRIを使うことで脳の活動状態の測定が可能になって
新たな分析ができるようになってきたのですね.
医学以外への応用も興味のあるところです.

退屈な話を聞いていて、ぼーっとしているところを
fMRIで見破られてしまうかもしれません(^.^).気をつけないと.

fMRIで数値化されてホラー度が高いとされた作品が
面白い作品になるかどうかは、また別の話かもしれませんね.

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andante

[ナイチンゲールの沈黙」は見ていましたが、あの医療機器でこのようなことまで出来るのですね。驚きです。
仕事も真剣にしているか、手抜きかを見極める機器が出来たら・・・ちょっと怖いかも(+_+)
それにしても今の医療系のドラマは良く出来ていると思います。
手術のシーンもリアルですね。

by andante (2009-10-15 00:45) 

T-CHIRO

我々からすれば最新機器による手技療法の効果なども興味深いところです、現在のカイロプラクティックの最先端?の考え方は神経学です。欧米では最新機器を使った研究論文などもたくさんあるようですが、英語読めません(涙)
by T-CHIRO (2009-10-15 11:59) 

yangt3

>andanteさん、コメントありがとうございます.
最近の画像診断は、解剖学的な評価だけでなく
様々な臓器の機能を分析しようという流れになっています.
専門外では、私たちも驚くことが多いです.
by yangt3 (2009-10-15 22:00) 

yangt3

>T-CHIROさん、コメント、niceありがとうございます.
やっぱり最先端の情報を入手しようとすると
英語はさけてとれませんね(^.^)
異なる分野のクロスオーバーが次なる進化につながると思います.
by yangt3 (2009-10-15 22:02) 

yangt3

>竜眼寺 暁さん、niceありがとうございます.
by yangt3 (2009-10-15 22:05) 

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