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スタンフォード教授の心が軽くなる先延ばし思考

試験勉強の前日に、やるべきことは沢山あるのに
全然関係のない文庫本を読みふけってしまうのは何故なのでしょう.

夏休みの宿題も「まだ1ヶ月ある、まだ2週間ある」と思っていると
いつしか8月末となって、それでも、今日一日であれをやって
明日はこれをそれをやれば、ぎりぎり間に合う、そんな感じでした.

今は、スライド作りも、パソコンで簡単に出来るようになったため
プレゼン作りも、ついついぎりぎりになってしまいます.

「明日のプレゼンがまだ半分しか出来ていない」よくあることです.
移動中の交通機関や、研究会会場でぎりぎりまでパソコンで
プレゼンを作り続けて、なんとか間に合うというのも日常茶飯事です.

そんな綱渡り的、泥縄的、自転車操業的な人生を送ってきましたが
世の中には、勉強でも仕事でも締め切りに、かなりの余裕をもって
きっちりと仕事を出来る人もいます.

医学部の同級生にもそんなきっちりとした優秀な人たちがいて
試験勉強の時に講義ノートをコピーさせてもらって、助かりました.


スタンフォード教授の心が軽くなる先延ばし思考

スタンフォード教授の心が軽くなる先延ばし思考

  • 作者: ジョン ペリー
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2013/05/31
  • メディア: 単行本



先延ばし、先送りで、ぎりぎり生活を過ごすことに、ちょっとだけ
罪悪感とか引け目を感じていた自分がいます.

この本は、その私のネガティブな気分をさっぱりと無くしてくれました.

 「何かを先延ばしする代わりにほかの多くのことを成し遂げているなら
  その先延ばしには意義がある」

 「先延ばしにしたからといって何もしない人はほとんどいない」

 「先延ばしに意義を見いだし、自分に適した優先順位で用事に
  取り組めば、先延ばしやでも『働き者』の称号を手に入れられる」

 「完璧主義が先延ばしを招く」

 「やることリストを作る時には、やってはいけないリストも
  お忘れなく(新しいMacの噂を検索しない...など)」

 「メールとネットは要注意!」

 「人間は合理的な生き物といわれているが、合理的に行動したつもりが
  結果的にそうではなかったということは多々ある.
  自分の先延ばしに意義を見いだす人生もいいものだ」

どうでしょうか.やらなきゃいけない仕事を横目に見ながら
フェイスブックやこのブログを読んでいる方には心に響くはずです.

学生時代から、ながら勉強でないと集中できなかった私ですが
そんな自分の生活を肯定してくれる素晴らしいエッセイです.

すぐには実現できないビッグな夢(ぺらぺらに英語をしゃべるとか)
やることリストの一番に上げておけば、たいていの仕事ややるべき事は
それほど先送りすることなく、やっつけることが出来そうです.

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