The 20th Kamakura Live demonstration Course 2013

TRIとスレンダーPCIを中心に仕事をしている私たちにとって
一年間の締めくくりとなる鎌倉ライブが今年も無事に終了しました．

鎌倉ライブデモンストレーションは、恒例の鎌倉スタイルということで
すべての症例を斉藤先生が単独オペレーターとして治療されるのが特徴です．



今年も難しい症例を全てTRIで治療されて、いつにもまして
「教育」と「知識、技術」の伝承というメッセージが強く伝わるような
素晴らしい斉藤先生のライブでした．



来年はヨーロッパでスレンダークラブジャパン（SCJ）のミーティングが
開催される予定ということで、ライブに参加された海外の先生方に向けて
TRIとスレンダーPCIの有用性を、ライブを通じて伝えられていました．

鎌倉ライブ最終日にはTAVIのビデオによる供覧がありました．



様々な施設基準等により全ての病院でTAVI治療が出来るわけでないのですが
現場で大動脈弁狭窄症で苦しんでいる多くの患者さんに少しでも
良い治療を提供するために、新しい治療に向き合って勉強する必要があります．

カテーテルインターベンションが、多くの患者さんに低侵襲な治療を
提供することを目的にしており、TAVI治療は、手術の適応とならない
患者さんにも治療の恩恵を受ける可能性に繋がるという点で本当に有意義です．

沢山勉強して多くの先生方とのネットワークにお世話になって
私たちの地域でも患者さんをしかるべき施設に紹介出来るよう頑張ります．

今回は私もカテ室スタッフも沢山お仕事をいただきました．

私はライブの裏コメンテーターのお仕事をさせていただきました．

カテ室コメディカルは、コメディカルセッションで頑張ってくれました．
もう私の付添は必要でなさそうで、完全に彼らに任せっきりでした．

毎年この会に参加することが私たちカテチームの目標となっています．

今年も私だけでなくカテチームのコメディカルスタッフも
元気いっぱい、高いモチベーションで多数参加することが出来て
大いに励みとなる鎌倉ライブでありました．



鎌倉ライブの斉藤先生のクロージングで、「また来年も開催します」と
いう言葉を聞いて本当にうれしくなりました．

昨今の医療を取り巻く様々な状況の中で、ライブデモンストレーションを
開催するにあたり、斉藤先生をはじめとして多くの先生方や
関係各位の方々が多大な努力をされたことと思います．本当に感謝です．

鎌倉ライブは、現場の医療スタッフに知識や新しい技術だけでなく
より多くのものを伝えてくれる貴重な会であり、ひいてはそれが
現場の患者さんへの治療に繋がっていくものと思います．

今後も鎌倉ライブが発展継続されていくことを切に願っています．