SSブログ

宇宙から学ぶ ユニバソロジのすすめ

太陽系外で生命存在の可能性がある惑星が発見されたそうです.

生命存在の可能性がある系外惑星発見、4個目 M型わい星のそばで 国際ニュース : AFPBB News

そもそもドレイクの方程式というものがあります.

ドレイクの方程式 - Wikipedia

ドレイク方程式は以下の通りに表されるそうです.

 N=R*×fp×ne×fl×fi×fc×L

詳しい数学的議論はさておき、パラメータとなる変数には
不確定要素も大きく、専門外の私としては、こうして地球外生命についての
真剣な議論の行方と研究を興味深く見守っています.

今回の発見で考えられることは
「われわれの銀河に生命が存在できる岩石質の惑星が数十億個ほど
ひしめき合っている可能性を示している」ということだそうです.

私の生あるうちに、地球外生命の発見の瞬間に立ち会えるかどうか
難しいかもしれませんが、子供たちの未来も含めて
地球のこと、生命のこと、人類のことについて考える時間が
とても大切だと思います.


宇宙から学ぶ――ユニバソロジのすすめ (岩波新書)

宇宙から学ぶ――ユニバソロジのすすめ (岩波新書)

  • 作者: 毛利 衛
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2011/12/21
  • メディア: 新書



有名な毛利 衛氏の著作です.
この書では新しい考え方である「ユニバソロジ」について
詳しく紹介されています.

「生命全体の能力を高め、生命をつなぐためには
 個はつねに挑戦しなくてはならない.
 生命が生き延びるということの本質は、個が個体として
 生き残ることだけでなく、この地球上で生命という全体を
 つなげていくために、自分の力を発揮し挑戦することが重要である.」

「人類だけが一人勝ちをする生き方を追い求めていては
 人類は生き延びられません.地球全体の衰退を防ぐべき事態に
 直面していることを知るべきである.」

毛利氏の宇宙での体験だけでなく、非常に過酷なNASAでの
訓練の様子も紹介されています.

真冬の海に放り出されたり、マイナス20℃という極寒の中での
サバイバル訓練、音速を超えるジェット機の操縦訓練など
本当に想像を絶するものです.

過酷な死と隣り合わせの未知の状況の中で
いかに「生き延びるか」を学ばれたそうです.

人類が生き延びて、生命をつなぐために、政治や経済、
国境などの従来の枠組みを超えて地球全体で考えていくのが「総合知」であり
そうしたモノの考え方をするのがユニバソロジというものだそうです.

地球外生命のことに思いをはせながらも、毛利氏の本で勉強して
私たちの住むこの地球の問題を解決する為に
知恵を絞らなければならないと思います.

ユニバソロジの今後の拡がりと発展を楽しみにしています.

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

マジンガーZ歪笑小説 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。