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中国で最も有名な日本人 [好きな本]

最近、書店に出かけても読みたいと思う本がなかったのですが
この本にはちょっと興味を引かれました.

「中国で最も有名な日本人」である加藤 嘉一さんの本です.


中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか (ディスカヴァー携書)

中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 加藤 嘉一
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2011/03/20
  • メディア: 新書



日常生活では、中国の方々と親しく接する機会はなく
情報はメディアからだけという状況なので
中国については、勉強不足というのが正直なところです.

昨今のさまざまな問題のため、メディアでも書店でも
なんとなく扇情的なタイトルのものが目に付きます.

加藤 喜一さんは先日テレビ出演されていたのを見て
お話されているのを伺う機会があって
もっと知りたいと思っていました.

著者である加藤さんは26歳という年齢だそうです.

北京大学に留学されたあと、中国で仕事を続けられているそうです.
積極的に中国について、日中関係について情報発信をされています.

26歳の加藤さんが、自分の目で見て感じた等身大の中国の「今」について
中国社会の現実、中国の若者たちの状況や日本観、中国のネット状況など
詳しくこの書で教えてくれます.

「日本と中国、日本人と中国人、両国にとっても、アジアにとっても、
 世界にとっても、大切な関係だ.大切にしたい関係だ」

「いろいろな人、考え方があるのは百も承知の上で、ぼくは言いたい」

「好き嫌いを乗り越えて、お互い上手に付き合っていきましょう!」

「その先に、明るい未来があると、みんなで信じましょう!」

これが著者のメッセージです.

まずは相互理解のために勉強とコミュニケーションからです.

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