DAPT score calculator

心房細動に対するNOAC（DOAC）抗凝固療法に
狭心症ステント治療後の二剤抗血小板療法（DAPT）．

動脈硬化病変による血栓予防と、出血防止のため
こうした抗血栓療法（抗凝固療法+抗血小板薬）の
試適な投与方法などのようなものか、学会や研究会で
話題となっています．

DAPT試験で使われた虚血リスクと出血リスクを
評価するための指標であるDAPT scoreがネット経由で
簡単に計算出来ます．

　DAPT Study - For Clinicians - General Information
　


今のところは、まだiPhoneアプリはないようです．

DAPTスコアでで指標とされるのは
・年齢（65歳以下か65歳以上か）
・糖尿病の有無
・2年以内の喫煙歴
・心筋梗塞もしくはPCIの既往
・慢性心不全の既往もしくは駆出率30％以下、などです．

DAPT Score2点以上の症例では、2剤抗血小板薬（DAPT）
投与継続により虚血性リスクの低下効果が大きいとなります．

国内でも日本人のための試適な抗血栓療法に関する
臨床研究が現在進行形です．

日常臨床においても、こうした最新の臨床研究の成果を
日常臨床に取り入れることが大事だと思われます．

DCAリターンズ

今回の豊橋ライブでは、かねてよりの話題の
リニューアルし再登場となったDCAが一番の話題でした．

DCA（Directional coronary atherectomy）という
冠動脈用のデバイスは諸般の事情で製造中止となったものの
関係各位の先生方とメーカーさんの努力により
再度、国内で使用が可能になったものです．

その名もATHEROCUTです．

DCAに関するライブデモンストレーション、レクチャー等々
会場は多くの先生方で満員でした．



私は、ATHEROCUTのハンズオンセミナーに参加しました．

以前のものに比べて通過世が向上していることが
実際に触ってみて良くわかりました．



デバイス形状やバルーンなど細かな改良がされています．

久しぶりに耳にするDCAのモータドライブの
あの独特の駆動音がとても懐かしく感じられました．

左主幹部、左前下行枝近位部、左回旋枝近位部などや
分岐部病変において、プラークを切除する新しく
有用な治療デバイスがもうすぐ現場で使えるようになります．

ATEHROCUTと薬剤溶出バルーンの組み合わせが
新たな冠動脈治療の有用な選択になると思います．

マイケアリンク

携帯電話回線で、ペースメーカーなどのデバイスの
遠隔モニタリング、情報解析が可能になりました．



近くに大きな病院のない地域の患者さんも
この遠隔モニタリングシステムがあれば、かかりつけ医に
データを見てもらって相談が可能になります．

そのうちにスマホで対応可能になりますでしょうか．

神戸の夜景

前日のあめも風も収まり
穏やかで春めいた神戸の夜景です。

週末は神戸でスレンダークラブジャパン総会が
開催されます。

全国からたくさんの先生が参加されます。

新神戸

新神戸で仕事です。

Tokyo

仕事で東京です。
最終で移動です。

北播磨総合医療センター

3月11日は北播磨総合医療センターにおじゃましました。

きれいで大きく素敵な病院です。

こちらで仕事です。

アブルミナルコーティングステント

当院でも新しい薬剤溶出ステントであるSynergyを
現場で使用可能となりました．

これまで使用していた薬剤溶出ステント（DES）のレパートリーが
広がり、患者さんの病状や病変形態に応じたきめ細やかな
治療が可能となりました．

Ultimaster ステントとSynergyステントはいわゆる
アブルミナルコーティングが特徴です．
つまりは薬剤溶出ステントの薬剤がステントの血管壁に接する
部位にのみコーティングされているのです．

このアブルミナルコーティングにより、ステント安全性が
さらに高まり、抗血小板薬の投与期間を短くできる可能性があります．

冠動脈治療の世界も、まだまだテクノロジーの進化が止まりません．
さらなるPCIの治療成績向上のために皆で頑張れると良いです．

鎌倉会議

鎌倉の地で会議がありました。

全国の仲間の方々とご一緒でした。

今日は綺麗でした

今日は綺麗な富士山でした。