厭世マニュアル [日記]
マスクを付ける事で、なんとか人生と折り合いをつけてきた
22歳フリーターの主人公.
親とも決別し、大学時代の知り合いも友人とも決別し
他人とはマスクを付けた状態でのみ、最低限の関わりが出来る.
住いも「訳あり」の格安アパート、という厭世の日々.
そんな主人公が周りの厄介事に否応なく巻き込まれていくうちに
最後の最後に彼女が手に入れるものとは?
自分がまだ何者でもなかった頃のこと、可能性や未来ばかりを
周りに語られて、途方にくれていた頃を思い出します.
全ての人生途上の方々におすすめです.
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