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次世代FFR/OCTシステムILUMIEN OPTIS投入! [仕事]

6月21日、22日に当院にて開催予定のSCJ ワークショップ in 可児に向けて
当院カテ室スタッフが一丸となって着々と準備を進めております.

例年同様に、今年も全国から多くのスレンダークラブジャパンの先生方に
ご参加いただいて、スレンダーライブデモンストレーションを開催予定です.

カテ室の装備のほうも、通常装備に加えて対ライブモードの装備を
少しずつ増やしています.

私が安達太良ライブ出動で留守中の間に、OCTのほうも
最新鋭の機器に入れ替えが行われました.

OCT2.gif

St.Judeメディカルの次世代FFR/OCTシステムILUMIEN OPTIS(いわゆるC8)
であり画質やスペックの向上のみならず、血管内3D表示が可能になりました.

OCT.gif

治療後のOCT3D表示により、ステントの拡張状況や、分岐部でのストラットの具合
ワイヤー通過の状況など、さらに詳しい分析が可能となります.

OCT-3D.gif

さらには、この一台のコンソールでOCTだけでなくFFR測定も可能です.

FFR.gif

さっそく当院カテ室隊長であるCE ITさんが丹念にマシンをチェックしました.

秒180フレームの高速エンジンを搭載とか、ユーザーインターフェイスの向上とか
リアルタイム血管3D表示機能とか、ステント植え込み支援ソフトとして
MLA部位と狭窄率の自動計測機能だとか、さすがの機能がてんこもりです.

具体的には2秒の観察で血管全長 75 mmの観察が可能だそうです.

気になるC8 OCT カテーテルの外径は 2.7Frとなっています.
一般的なFINECROSS MGが2.6 Fr (0.87 mm)なのでその細さが実感できます.

隊長.gif

冠動脈イメージングがどんどん高機能になっていって
ついていくのも大変ですが、しっかりと勉強したいと思います.

もちろん基本はIVUSであることはいうまでもありません.

ちょうどロボットでいえば、マジンガーZからガンダム、、マクロスから
エヴァンゲリオンと、ロボット操縦が高機能となりインターフェイスも
より複雑になっていったのと同じ感じでしょうか.

思えば私が学生の頃、解剖学や病理学で行なった顕微鏡実習が懐かしいです.
いつしか冠動脈イメージングも光学顕微鏡レベルをはるかに超えて電子顕微鏡の
ごとくに血管内皮機能も睨んだ、ハイテクイメージングになることでしょう.

高機能なILUMIEN OPITISに負けないように私たちも
さらに高機能をめざしたいと思います.

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